余市漁港
今年2回目の釣行。相変わらず休みが取れない中、土曜日仕事が終わってみるとかなり天気がよさげ。風がちょっと強いようだが、こんな日は古平漁港に限ると13時に札幌を出る。予想が大当たりで、着いてみるとうまく西風が山の陰になってなってほとんど無風状態。暗くなるまでしばらく待ってから竿を出してみるが当たりすらない、毎度のことだがどうもこの港は相性がよくない。ただ風をよけられるってだけでいい思いをしたことがほとんどないのだ。
1時間ほどして状況が変わらないので余市に向かう、やっぱ風が結構あるが人があまりいないのが気になる。せっかく海に来たんだから何もしないで帰るのもなんなので、前回入ったポイントに再び入る。
そりゃあね、気温は3℃くらいになったけど、風が5mもあれば指なんてかなり冷えるものです。そんななか何故かヘビキャロをする気になってしまって、いつもの3/8のシンカーにスイベルとリーダーをつけてママワームをフルキャスト。あれ、意外に飛んでいく、ロッドを変えたせいか? そうかなり前に買っていたシーサイドスティックのデビューなのだ。いつもはライトゲームにはプロキャスターを使っていたのだが、遙かに張りも腰もあるように感じる。負けているのは重さくらいだろうか、私にはやっぱりABUが合ってるのかもしれない。
さて、前回と違って当たりもない。テキサスよりかなり泳層が上がるのだろうか、カウントダウンも多くし、リーリングスピードもかなり遅めにしてみる。
当たりと言うよりはただロッドが重くなっただけ、つまり完全にむこう合わせだったのだが懐かしい魚の重さを感じる。実はリールが92’バイオマスター、それなりにメンテはしていたのだが、この時代のリールはリーリングが重く感じる。現行機と比べたらギアの精度も材質もダンチなのはしょうがない、でも妙に頑丈なのが取り柄なので手放せない。途中で強めの合わせをくれてからゆっくり30秒ほど掛けて手元に寄せてくると久々に見るソイである。ちょうど手のひらサイズの22cmだったが、久しぶりの重さに満足。古いながらもかつてソイ専用ロッドと言われてたことはあるのが実感できました。
ロッド:ABU シーサイドスティック SS762L
リール:92' バイオマスター
ライン:ジャストロン 2号